思うこと

いつだったか、こんなことがあった。
「ある人をイイ人なのに、そう思えない私はとても意地悪でイヤなやつだ」と話すと・・・
「○○さん(私)がイイ人と思わないなら、その人はイイ人ではないのよ」とみどりさんが返してくださった。
その時は、自分を責めることはないのだとホッとした。
が、後からその言葉がじわじわ沁みてきた。
自分の感情を大切にということなのだと。
子どもを喪った私は、自分に自信が持てず、自分の感情に否定的になっていた。
私がこうでなかったら、あの子は死ななかったのでは・・・
いわゆる【負の感情】を持ってはいけない。
私は普通の状態ではないから(普通ってなに?)自分の感情に任せてはいけない。
でも、どんな感情も私のもの。
笑うこと泣くこと喜ぶこと怒ること、全部全部私のもの私が感じること。
その感情に良し悪しはない。
自分の感情を大切に、自分自身を大切に!
あんじゅに参加する度に再確認している。
ひとりの人間としてどう生きて行くかを確認している。


12月のあんじゅ

今日午後2時から、今年最後のあんじゅが、初参加2名を含む14名で行われました。
8月・10月・12月と隔月での対面形式でしたが、来年1月からは
毎月対面で開催となります。
また来月みどりさんや仲間に逢えると思うと、ホッとし心強いものがあります。
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もうすぐクリスマスということで、みどりさん・スタッフの方々から
とても濃やかな心遣いをいただきました。
テーブルにクリスマスオーナメントが飾られ、お菓子はクリスマスヴァージョン❤❤
・・スタッフの方々は、私たちに楽しい2時間であってほしいと
 いつも美味しいお菓子を用意してくださっています・・
とても嬉しく、より一層温かい時間を過ごすことができました。
「ヒトリでは辛く悲しいクリスマスだが、今日は楽しい気持ちになった」と
声もありました。
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途中、少人数でのわかちあいの時間もあり、どのグループも本音で語り合えました。
こんな言葉があったそうです。
★本当の寿命だったら自死できる。
 できないのは、まだ寿命ではないから、どんな方法でも死ねない。
 子どもたちは寿命だったのでしょうか・・・
 あまりにも短い一生だが、その時間を一生懸命全力で駆け抜けたのでしょうか・・・
★日の浅い参加者から「周囲にどう話しているか」と問いかけがありました。
 無理に言う必要は全くない。
 自分が一番楽になれるように、その時々の自分の気持ちを大切にしていきましょう。
 イヤなことはしないで、自分で自分を助けましょう。
★身体の傷は日柄もの
 心は、傷ついても血を流さないので(見えないので)
 つい無理をしてしまう。
 無理はダメです!
 生きていると色々なことがあるが
 自分が笑顔になる生き方をしていきましょう!

あんじゅに参加して、皆素敵な笑顔になりました。
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明後日22日は今年の冬至です。
風邪をひかないように気をつけて、また来月笑顔の時間を過ごしましょう(゚∀゚)



12月の虹のかけはし

今年は、いつまでも夏が終わらず、気が付けばもう12月になっていました。
秋はどこへ行ってしまったのでしょう・・・
昨夜19時30分から7名の参加者で、虹のかけはしが開かれました。
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様々な話題を本音で語り合ったわかちあいの時間でした。
こんな問いかけがありました・・喪った子どもの友人との関わりについてどうすれば?
私たちにとって、子どもの成長や変化は無縁のものです。
いつまで経っても、あの時の亡くなった時点での子どもなのです。
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が、周囲はどんどん変わっていきます。
その変化を目の当たりにするのは、とても辛く悲しいことです。
たくさんの温かな言葉が返ってきました。
*もうこれ以上自分自身が傷つかないように。
 自分を守れるのは自分だけ。
 人に失礼しても、自分には失礼しないように。
 人のためではなく、自分のためにだけ行動しましょう!
このように、虹のかけはし・あんじゅでは誹謗中傷以外でしたら
質疑応答も含め、どんな事でも話すことができます。
イヤなことには近づかない イヤなことはしない
NO!! NO!! NO!!

お知らせです!
3年以上虹のかけはし・あんじゅはオンライン開催でしたが、
あんじゅは今月より県民センターでの対面に戻ります。
虹のかけはしは、運営についての話し合いが持たれ、以下のように決定いたしました。
今までと同じく偶数月・第一木曜日に開催。
2月・4月はオンラインで19時30分から 6月以降についてはまた検討いたします。
オンライン・夜の開催は遠方からでも参加しやすいメリットがあります。
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虹のかけはし・あんじゅは参加者で話し合い、運営方法を決めていきます。

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虹のかけはしは【家族を自死で喪った遺族の集い】です。
親・兄弟姉妹・夫・妻・子ども等を喪った参加者が心のガードを解いて
本音で語れる場所です。
参加されれば、きっと温かな気持ちになれると思います。

風邪をひかないように気をつけて、今月20日のあんじゅでお逢いしましょう❤❤




思うこと

子どもを喪った
悲しい・寂しい・辛い・虚しい・・・
どんな言葉を遣っても、とても言い表すことはできない。
ただただ身をひそめ、時間が過ぎるのを待つしかなかったあの頃。
その反面 早く元の生活に戻らなくてはとジタバタ。
余計に落ち込んでしまったり。
ある時、子どもを自死で喪った親の会・あんじゅの存在を知った。
恐る恐る訪れてみた・・・
温かく優しい時間・場所があり、大泣きした。
私が欲しかったのはこの場所!私にはここが必要!!と強く実感した。
人生を曲線で表すと、どん底に落ちていた私。
フラットに戻らなければ、歩き出すことなんてできない。
そう思い藻掻いていた。
あんじゅで安心して心の裡を話し、聴き、穏やかな時間を過ごすことができた。
そして気が付いた。
どん底はフラットには戻らない。何故なら子どもはもう帰ってこないから。
でも別の道を歩き出すことはできる。
立ち直ることなんてできないし、その必要もないと思う。
どん底の曲線はそのままで、こころに空いた大きな穴はそのままで。
子どもと生きた私の道から、穴を抱えて歩く道へ。
大好きな大切な愛おしいわが子を忘れない。
時間が過ぎても変わらない。
でも、穴を抱えて歩くなら、笑顔で歩きたい 楽しく生きていたい。
あんじゅで合言葉のように言われる言葉がある【イヤなことはしない】
この言葉を胸に私は歩いている。


8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...