この時期、つらい思いをしている人へ

 

唯一無二の大切な我が子をうしなって、

この年末年始、「家族」とか「我が家」とか、

そうしたものが普段よりもクローズアップされる時期、

余計につらい思い、耐え難い思いをしている人がもしいたら、

そうした人にこれが届きますように。

(自分個人の感覚ではありますが‥‥‥)

 


人間にとってのかなしみは、

本当に色々とあって、

だけど、我が子をうしなったかなしみというのは、

簡単に表現することなど到底不可能なものだと思います。

 

ただ、

かなしみは、時間と共に変化するようです。

かなしみが薄れるわけでもましてや消えるわけでもありません。

時間の経過とともに、

激しい刃のようなかなしみが、その刃を収めてくれたような気がしています。

深く深く、自分の中に沈殿するようになっていった気がします。

そのうえであの子のことをおもう、

そんなことが出来るようになった気がしています。

 

もう生きて行くのは無理だ、としか思えない日々の向こうに、

かなしみそのものが変化してゆく、そんな風に思える時があって、それを実感する。

そしてそんな話を、あの子とまた会えた時に出来る、

そして、あの子はこんな話をきっと理解してくれる。

 

あの子が居なくなってから、年月は長くかかりましたが、

そんな風に思うことが出来るようになりました。


 そして、何より、

「あんじゅ」という場があって、そのおかげであるということも実感しています。

 


生き続けることがもう無理だ。そう決めてしまう前に、

そんなつらい思いをしている人に、自分の個人的な思いなのですが、

少しでも届きますように。

12月のあんじゅ

 

今日午後2時から、2024年最後のあんじゅが開催されました。
これからクリスマス・年末年始と私たちには辛い時期になります。
      カレンダー
華やかなイルミネーションや楽しそうな家族連れを見ると、
どうしても気持ちがざわつき、寂しく切なくなってしまいます。
なので、いつもに増してあんじゅの存在が大きなものになります。
あんじゅをこう表現した参加者がおります。
******************************
あんじゅのわかちあいで、とても贅沢な時間を過ごしました。
栄養をたっぷり摂れたような気がしています。
この栄養のおかげで、しばらくまたやって行けます!
******************************
     drink_energy.jpg drink_energy.jpg

そうなのです!
私たちには、あんじゅは絶対不可欠な栄養なのです。
1ヶ月に2時間愛と優しさの詰まった栄養をチャージし、
また外の世界へ出ていくのです。

子どもの誕生日の話題も出ました。
今年は、birthday_cake.jpg
ケーキを用意しようと思い始めた。
また、子どもの誕生日は「子どもと初めて出会った日」と捉えている
という発言も。

【ときぐすり】という言葉があります。
確かに子どもを喪った直後と今現在では、悲しみの色合いが
変化している部分もあります。
    kaichu_dokei.jpg   okusuri_techou.jpg

もちろん【ときぐすり】も大切ですが、
あんじゅで身に付いた姿勢がとても重要なのです。
その姿勢とは
イヤなことはしない・無理はしない。
自分を労わり、自分の感情を大切に。
私たちは、こうして生きているだけで充分エライのです。
【ときぐすり】だけに頼らず、あんじゅに参加し、
そして、少しでも笑顔で生きていきたいと思っているのですから。
そんなエライ私たちを、私たち自身でもっともっと大切にしましょう!!

寒さもこれからが本番です。
しっかり体調管理をして、
また来月あんじゅで栄養チャージしましょう!!

   

虹のかけはしオンラインわかちあい

 

最近は朝夕だけでなく、日中も寒さを感じるようになりましたが、皆さまお変わりなくお過ごしですか… 
嬉しいことに、先週木曜日の『虹のかけはし オンラインわかちあい』のご感想をいただきましたのでお知らせします。お読みいただけると嬉しいです。 

 「先日のオンライン分かちあいに出席して…」

 一年と数ヶ月が経ちました。日に日に落ち着いてきた部分もありますが、それと反比例するように、いつも心の奥底に穴のようなものがあり、深く黒くなっていく… 
これはずっとこれからもあり続けるものなのだろうなと感じています。 それは私への無期限の罰なんだと思い、これからも受け入れていくことを覚悟し始めているように思います。 そんな気持ちで過ごす中で、2ヶ月に一度の分かちあいは、私にとって心を開いてもいい唯一の時間で、なくてはならないものになってきています。
 今回は、息子のことをずっと感じながらも、他愛のない会話も弾んだりして、皆さんとさよならした後も、重いくらい気持ちではありませんでした。 

 作り笑いでも罪悪感を感じていた自分が、それを感じずに笑えたのは初めてかもしれません。 
いつも分かちあいで、自分の気持ちに素直になっていいんだよ、と声をかけてくださるおかげだと思います。 こうやって書いていると、いろんな感情が混じった涙がじわじわと溢れてきますが、悲しみだけではないと感じています。
 また次回もお会いできるのを楽しみにしてます。


 Fちゃん、ありがとうございます。南山

8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...