思うこと

 

先日「思うこと」として、行政への不信を書いたが、

その行政とあんじゅの関わりについて書いていく。


自治体は、年間自死者数の増減に一喜一憂しているが、それほど

重要なことなのか?

「自殺大国・日本」の不名誉なレッテルをはがしたいのか?

そのために色々手を打っているようだが、そんなことで自死者は減らない。

有名人の自死記事の後に、必ずおまけを付けたり(困った時の電話相談等)

ゲートキーパー養成講座を開いたり・・・

そんな小手先の対策では全く意味がない。

諸悪の根源である、この社会・制度が変わらなければ!


以下は、別の場所で書いたものだ。

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横浜市に限らず、神奈川県もどこも今ある社会そのものに問題があるとは考えていない。

これを象徴する記事が新聞に記載されていた。

不登校・フリースクールについて地方首長の発言。

こぼれたごく少数の人にスポットを当てて・・・

これを読んだ時「あー やっぱり!」

学校という立派な器からこぼれた不登校生徒。

社会という、これまた立派な器からこぼれた自死者。

こぼれたと言い切る傲慢さ「あー やっぱり」

器に不具合があるのでは・・・とは1ミリも疑わずに、

対策に奔走する(ふりをする)今のこの社会・行政。

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もう一度断言する。

器が、社会が変わらない限り自死者は増え続けるだろう。

一朝一夕に変えられないのは分かる。

長い年月が必要だろう。

だが、その前に行政が今できることはある。

それは、自死遺族となってしまった私たちとしっかり向き合うことだ。

私は、幸いなことに「あんじゅ」という安心・安全な心やすまる場所に参加している。

(あんじゅの素晴らしさについては、毎月の活動ブログや思うことでも書いている)

もし、あんじゅに出会えていなかったら・・・私は・・・??

今もまだ独りで苦しんでいる方がいるかもしれない。

どうしようもなく辛い思いを抱えている方が。

そんな方に、あんじゅを伝えたい。

ここには仲間がいます、あなたは独りではありませんと伝えたい。


が、現在あんじゅは行政とほとんど関わりを持っていない。

そのため?前述した伝えるための手段に予算が付かない。

具体的には、わかりやすいホームページを作りたいのだが、なかなか叶わない。

行政に、あんじゅと同じことができるとは考えられないし、期待もしない。

私たちあんじゅ参加者にとって、あんじゅは絶対に必要な安心できる場所だ。

【独りぼっち】の方にあんじゅを伝えたい。

行政が今できることは、あんじゅに参加者にしっかり向き合うことだ。

あんじゅが行政とほとんど関わりを持っていなくとも。




8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...