5月のあんじゅ

 毎月第三水曜日は、あんじゅの活動日です。

この日を待ちこがれた参加者が集い、わかちあいの時間を持ちました。

さまざまな話題が出ましたが、「子どものモノをどうすればよいのか・・・?」

と問いかけがありました。 

    

このような問いかけに対し、それぞれの経験を話しました。

あんじゅではいわゆる質疑応答もオーケーなのです。

自分のことを話し、他の参加者の話を聴くことにより

またひとつ気持ちが軽くなっていきます。

一人ひとりの存在がとても大切なのです。

主催者の言葉です。

★かなしいご縁ではありますが、亡くなった子どもが繋いでくれた私たち。

そのご縁を大切にしていきたいですね。

   
少し前の朝日新聞「折々のことば」からです。

 【死児の齢を数う】ということわざがあるが、これは取り返しのつかぬことを悔いたり、愚痴ったりすることの喩えである。しかしこれは本当に詮ないことか。

人は死して無に帰すのでなく、死「者」として、つまり遺された者の語らいの相手として、

生まれなおす。そしてその関係の内で、遺された者とともに育つ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

そうですよね!

亡くなった子どもは、姿は見えなくても私たちの心の中でしっかりと息をしています。

心の中の子どもと一緒に笑顔で過ごしたい。


過去でも未来でもなく、今この時だけを生きていきましょう。

【この時】が積み重なり、一日に一か月に一年に・・・

決して無理はしないで、 #イヤなことはしないで、

自分を大切に過ごしましょう!





4月のあんじゅ

 4月のあんじゅからブログを更新できないまま1ヶ月も経ってしまいました。

FC2ブログを使用していたのですが、

不具合によりログインできない状態が続いていたのです。

現在はこのgoogle bloggerを使い、遅くなりましたが

ここで4月のあんじゅ・わかちあいを振り返っていきます。


     

あんじゅがある日は、朝から気持ちが浮き立ちます。

あと5時間で皆に仲間に会える

私が私でいられる大切な時間。

あと3時間・1時間・・・

そうなのです。

1ヶ月に一度の2時間がとても大切なのです。

外の世界では無意識にでもバリアを張っている私たちですが。

ここでは【素の自分】でいられるのです。

外では話せないことも、気兼ねなく本音で話すことができるのです。

  

とてもかなしい思いをし、深く傷ついた参加者の話がありました。 

         


#二次被害 と言っても過言ではなく、しかもそれは行政によるものでした。

行政が横の連絡をきちんと取っていれば、起こらなかった二次被害です。

亡くなったのが女の子なら、成人式に向けた振袖のダイレクトメールが届きます。

それを目にするたびに「あの子が生きていれば今頃は・・・ あの子の友だちは

振袖を着て成人式」

何ともやりきれない気持ちになります。

せめて,行政は私たちの傷口を広げないでほしいのです。

こんな辛い思いをしたと話ができるのもあんじゅなのです。

もし、思いを外に出さず抱え込んでしまったら、その重さで潰されてしまいます。

1ヶ月に2時間の私たちの時間!

やはり、とてもとても貴重なのです。

また来月の2時間まで、元気に過ごしましょう!

イヤなことはしないで、少しでも笑顔で過ごしたいですね!!




          

 




8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...