4月のあんじゅのわかちあい

今月のあんじゅのわかちあいもオンラインで行われました。

参加者は8名でした。

途中で2つのグループに分かれ、グループ毎で話をしその後また全員揃って話をしました。

 

わかちあいを参加者同士顔をあわせて行えず、

オンラインでの開催が続いているのも、憎っくきコロナのせいなのですが、

わかちあい当日、そんなコロナですが良いこともあるのか?という話がありました。


というのは、ある参加者のかたが、予定では当日お仕事があり

わかちあいには参加出来ない見込みであったそうなのですが、

勤務先でコロナ感染が少々懸念されることがあり、

上司のかたが、“念には念を入れて”という意味で、

その日お仕事を休ませて下さったそうで、

それで結果的にわかちあいに参加することが出来た、

ということだったそうなのです。月に一度の貴重な機会なので、

私もオンラインでもご一緒出来たのが有難く、

これってコロナのおかげ?という話になりましたが、

いえいえ、これはきっと、参加されたかたのお子さんが見守ってくれていて、

その取り計らいなのでしょう、という話にもなりました。

勤務先でのコロナの懸念も無いことが判明したそうです。

そうですね、コロナのおかげなどということは決して無くて、

お優しいお子さんが、変わらずにお母様のことを

見守っておられるのだろうと私も思いました。

 

私が参加したグループでは、

亡きお子さんの命日が来ること、その当日を迎えることが怖い、

という話がありました。

そのことについて参加者がそれぞれ自分の思い出や体験、思いなどを話しました。

 

他にも

・年月が経つほど、悲しみを共有する人や機会が少なくなる

・家族であっても話が出来ない。家族だからこそ話せない。

…‥‥そういったお話がありました。

 

以下、参加されたかたからのメッセージです。

 

 

わかちあいの中で『花の贈りもの』が話題になりました。

いわゆる仏花と呼ばれる白中心の地味な花束・・・

私も受け取ったことがありますが、非常に不快で落ち込みました。

申し訳ないとは思いましたが、ソクごみ箱へ!

 

そのような花を贈ることが冠婚葬祭に適応した

いわゆる「世間一般の常識」なのでしょうね。

 

既に、常識から外れている私たちです。

親より子どもが先に逝ってしまうなんて、全くもって常識外です!!

なので、今さら世間一般などに囚われたくないです。

 

もし私が逆の立場なら

「一息ついてください」という気持ちを込めて、美味しいお菓子を贈りたいです。

でも、何もしないのが一番かも・・・

 

常識・非常識よりも私自身の感性・美意識を大切にしたいと

改めて思いました。

 


他にも、色々な話題がありました。

話題ごとに、参加者の皆さん、それぞれの体験や考えがありますが、

根底にある“亡き我が子への思い”は共通なのだと、

今回もしみじみ感じるわかちあいでした。

 Y

 

8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...