9月のあんじゅ

「残暑」と呼ぶにはあまりに蒸し暑い午後でしたが 、今日も仲間が集いました。
 あんじゅは、自死で子どもを喪った親の会です。
 親の会なので、もちろん父親の参加も大歓迎です。
 今まで男性(父親)の参加は数回だけ、ほとんど母親のみでしたが、
 父親の考えも聴きたいと思っております。    

あんじゅは私たちの実家と、このブログで幾度か書いてきました。
また、夏の木陰とも実感しています。
ある参加者はこう例えております。
★ホームグラウンドのようなものがあって、そこにみどりさんが居てくださる。
それが、どんなに自分に幸せなことか、大切か、今日もしみじみ思いました★

そうなのです!
私たちにとって、あんじゅは唯一安心できる安全な場所です。
  
どんな私たちでも、いつも温かく迎えてくれる。
こころを開いて本音で話せる。
1ヶ月に一度の2時間があるから、私たちは外の世界でもなんとか
やっていくことができるのです。
私たちには、あんじゅがあるので幸せです。

でも、まだあんじゅをご存じでない方・・辛いですよね。
あんじゅがあります。
あなたは独りではないのです!!
あんじゅを届けたい、そんな思いで毎月ブログをアップしています。

 #安心安全 #独りではない
       


思うこと


8:52 (9 時間前)
少し前に、また自死のニュースが流れた。
ニュースで聞こえて来たその人の名前はあの子の名前と発音が同じ。歳も近い。
反射的な動揺はやはりあるが、
それとは別の気持ちが、やはりまた湧き上がって来てしまった。

“ この人は多くの人からその死に、こうして注目や関心を寄せられているけれど、
あの子は死ぬ前も死んでからもずっと孤独。
たとえ死んだあとであっても、せめて、少しでもこうして、誰かから見つめて貰えたらいいのに。 ” という気持ちだ。

これは、決して口に出すことは出来ないけれど、
こうしたことがあるたびに、心の中に湧き上がって来る感情だ。
でもいつも自分でそれに蓋をして、過ぎ去ってくれるのを待つ。

あの子はずっとひとりぼっち。だからせめて私だけでも、あの子のそばに居よう。
もうその姿かたちはこの世に無いのだけど。
そんな風にいつもやり過ごす。

だけど、
こういう思いをしているのは私だけでは無いのかも知れないとも思う。
あんじゅや、そして世間に、ぽつんと居るような気もする。

ぽつんと居るかも知れない、その人のそばにも、居たいとも思っている。

10月のあんじゅ

  異常に暑く長かった夏が終わり、ようやく過ごしやすい季節になりました。    今日はあんじゅが開催される日なので、ワクワクしながら参加者が集まりました。 自死遺族のつどいに、ワクワクという表現はふさわしくないかもしれませんが。 私たちにとって、あんじゅは1ヶ月に2時間素の自分に...