1月のあんじゅ

今年初めてのあんじゅが、初参加1名を含む12名の参加者で開催されました。
今月からは、毎月対面での開催が予定されております。
やはり直接皆さんのお顔を見られるのは、ホッとし、とても安心できます。
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寒い一日でしたが、県民センター第2相談室では優しく温かい空気が
参加者を包み込み、あっという間の2時間でした。

少人数でのわかちあいもあり、各グループ共本音で語り・聴き、
私たちにはこんなに嬉しく大切な場所があると、再認識いたしました。
あんじゅの始まりと終わる時では(みどりさんとハグの時)
皆表情が違います。
硬かった表情が、重い荷物を下ろしたような柔らかいそれに変わっているのです。
頑張るつもりはなくとも、やはり肩に力が入ってしまう私たち。
あんじゅでは、それがフワーッと解けていくようです。
また1ヶ月後、来月のあんじゅで本来の私たちの顔に戻りましょう(^∇^)




思うこと

 

私にとって、あんじゅは【心の実家】
いつも、何もなかったような顔で外の人たちと対峙している。
(外の人たちとは、あんじゅ以外のひとたち)
無理をしているつもりはないが、やはり無意識に肩肘張っているのかもしれない。
時々、息苦しくなってしまう・・疲れてしまう。
聴きたくない話がイヤでも耳に入ってくる。
見たくないものも視界を横切る。
そんな時、何もなかったような顔がゆがむのが自分で分かる。

あんじゅは、そんな私をいつも温かく迎えてくれる。
ここでは本音で話すことができる。ガードを解くことができる。
そう!まるで実家に帰り、温かいお茶と美味しいお菓子を食べながら
「こんな辛い事があったの。こんな嬉しい事があったの」と話しているような。
実家に帰ると、そこには同じ体験をした仲間に逢える。
体験からだいぶ時間が経っている仲間、まだ日が浅い仲間・・・皆仲間。

そして、実家では「○○ちゃん」と呼んでもらえる。
「あぁ ここでは何も遠慮せず、思ったことを話してイイのだ」
と、とても嬉しくなる。
私は、子どもを自死で喪った母親だが、あんじゅでは【素のワタシ】に戻ることができる。
○○ちゃんという素のワタシ。
去年の8月 3年半ぶりで対面あんじゅが開かれた。
その時、みどりさんの「おかえり」の言葉に涙が止まらなかった。
やっと実家に帰ってくることができた・・感無量だった。
あんじゅは【心の実家】

あんじゅ/虹のかけはしオンライン新年かたり場

昨夜19時30分から参加者4名でかたり場が開催されました。
Slackやホームページでお知らせはあったのですが、都合がつかない人が多く、
少人数での濃厚な時間となりました。
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年末年始と、世間では楽しそうな家族連れが溢れていましたが、
私たちは、それを目にすると寂しく辛く気持ちがザワザワします。
嬉しくもないお正月も過ぎ、ホッと一息つけるわかちあいでした。
この時期にこうしてみどりさん・仲間と逢える時間はとても貴重です。

こんな話題が出ました。
*子どもを追いやった組織や個人に対して恨みや憎しみがあり、
 赦すことができない、罰を与えたい。
 そして子どもを護れるはずだった自分自身にも・・・
私たちは、どうしても自分を責めてしまいます。
「あの時、あんなことを言わなければ・・・」
何故あの時 何故何故・・・・・・
でも、私たちは精いっぱい・しっかり子どもに向き合ってきました。
その時その時に真剣に子どもと生きてきました。
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結果、死を選んでしまいましたが、
それは子どもが自分で決めたことなのです。
私たちのせいではありません!
もう自分を責めるのはやめましょう!!
どれだけ自分を責めても、子どもは還ってきません。
認めたくはないですが、それが事実です。

失ったものを考えるより、今あるものを大切にしましょう。
慈しみましょう❤❤
逝ってしまった子どもは、もちろんかけがえのない存在です。
でも、過去でも未来でもない【いま・このとき】を見てみると
大切にしたいものがあります。
家族や亡くなった子どものきょうだい
そして何より自分自身。
「よく生きてるね!エライよっ!!」と自分で自分を『イイこイイこ』しましょう。
こんなあり得ない辛い状況で、それでも生きている私たちです。
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もっともっと自分を大切にしましょう!!


8月のあんじゅ

あんじゅが開催される県民センターは、横浜市にあります。 ここ横浜市は、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。    が、この暑さの中でも、あんじゅでの時間を求めて 仲間が集まりました。 私たちにとって、あんじゅは唯一無二の場所なのです。 炎天下の木陰のように、 こころ安らぐ大...